観劇メモ

本日、花組「元禄バロックロック/The Fascination!」を観劇してきました。前トップ娘役の華優希ちゃんが大好きだったのですが、新トップ娘役の星風まどかちゃんが現役の娘役の中で一番推している人でして、新トップコンビお披露目を首を長くして待っていました。（全国ツアーは行けなかった＆配信も見られなかったので…）今日まさに目の当たりにしてきたのですが、最高しかなさすぎてこれはこの熱のまま書いておかねばと思いキーボードをたたいております。熱高めで覚え書きメモさせてください。。

■元禄バロックロック
トップコンビのれいくんとまどかちゃん、作画が一致しすぎててもう眼福の眼福。二人ともお顔がげんこつくらいしかありませんよね？遠近感大丈夫かな？？バロックロックのあのハイカラな和服のお衣装があんなに似合うのはれいくんとまどかちゃんしかいないでしょう…二番手三番手四番手も美しいので真ん中にきれいな人しかいなくて「二次元…」って素でなってしまいました。
れいくんは相変わらず美しさと優しさがあふれていて、今日は小道具を立て続けに落としちゃうアクシデントがあったりしたのですが、それも楽しいアドリブに変えてくれたり、今日は星風まどかちゃんの誕生日だったらしくそのアドリブ入れてくれたりとか、楽しくて優しくて美しくてガッツがあって理想の生き物ですね。まどかちゃんはもう全部かわいくて理想の女の子。

ご贔屓の水美さんは珍しく悪役でしかもイケオジという新たな一面を見せてくださったのですが、普段は完全に陽のイメージですけど、悪い顔もかっこよかったです…くのいち星空美咲ちゃんとイチャイチャするところ良すぎましたね。腕がムキムキでした、体脂肪率アスリート並に低そう。あと相変わらず殺陣が早すぎる。体幹が強すぎる。そしてくのいち美咲ちゃんのあのいじらしい感じとてもとてもかわいくてハーーーってなっちゃいました。銀ちゃんの恋コンビ良いよ～。銀ちゃんの恋を見て完全に星空美咲ちゃんのファンにもなってしまいました。。（もうすぐブルーレイ発売なので楽しみです）（胸がいっぱいになりすぎて結局感想を書けなかったやつ）

ほかの娘役さんたちももーーほんとにかわいくて、賭場のはすっぱな感じの人とか、まどかちゃんの後ろで赤い着物をふわふわさせながら踊って心情を表現してくれる娘役さんたち。きれいでかわいくて最高すぎます。ほんとにもうありがとうございます幸せ。。かつて大好きだった花野じゅりあさん、桜咲彩花さん、仙名彩世さんたちが退団されたときに「こんなに素敵ですごすぎる美の化身たちが抜けたらこれから花組はどうなるんだ～」って胸にぽっかり穴が開いた気持ちと不安でいっぱいだったのですが、そんなのまったく杞憂でしたね。彼女らの意思とかこだわりとかは確実に若い娘役さんたちにも受け継がれているんだな～って嬉しくなりました。踊っているときのみなさんのお顔が最高なんです。糸月さんかわいかったな…キレイ系の人がバリバリ踊ってかっこいいのももちろん好きですけど、甘い顔立ちなのにバリバリ踊られるとギャップで一気に心を捕まれちゃいます。
あと推してる音くり寿ちゃんは相変わらず天才でした…もう私なんかの言葉では言い表すことができない…

ストーリーは、私はかなり好きなやつでした！ハッピーエンドで気軽に見られるし、「花が嫌いだった」からの「一緒に春の花を見よう」からの「春もいいだろう？」できれいに終わるの好きすぎます。（12/5セリフが微妙に間違ってたのでこっそり修正…）あと星風まどかちゃんが柚香光くんを救うために何度もタイムループしている世界なんて、そんなの嫌いなわけなくないですか？？？親指立てて溶鉱炉に沈んでしまいますよ。オタクは絶対好きなやつだと思うのですがどうでしょう。まどかちゃんのセリフの感じとか設定とかとても良くて、このお話を作った演出の谷先生という人とはいいお酒が飲めそうって思いながらパンフレットを開き、谷先生のコメントを読んでさらにはしご酒したくなりました。素敵なお話をありがとうございます…

■The Fascination!
花組のショーはやっぱり最高なんだよ～～！（心の叫び）
前半は結構前衛的な感じもあったけど後半はクラシカルで、様々な花組の魅力が爆発していました。いろんな人が銀橋渡っていてお祭り感あって楽しかった…
前半でシックな水美さんと美咲ちゃんが激しいダンスを踊っていたのと、黒鍵の美咲ちゃんと白鍵の水美さんと（ピアノファンタジー楽しかった）帆純まひろくんのエキサイターと、れいくんと水美さんの二人きりのダンスが特に印象に残ってますが、最後の黒燕尾で水美さんが少し前髪をたらしたリーゼントという私の一番好きな髪型で現れたのでそこで死んでしまいました。やっぱりショーになると水美さんから目を離せなくなってしまうのですが他にも見たい人がたくさんいてジレンマです。
最後のデュエットダンスのまどかちゃんのドレスもかわいくてかわいくて。。二人のダンスもとても見ごたえあって素敵すぎます。
他にも最高ポイントがもろもろありすぎずっと100%集中してオペラを操る１時間だったので一瞬で終わってしまいましたが、あと数回観劇予定なのでまたじっくり楽しんできます。

総括：最高しかないぞ～！

12/5追記：見れば見るほど様々な魅力を発見してしまう…でもやっぱりピアノファンタジーのおしゃれさはピカイチです。あとすみれの花咲くころのシーンも大好きです。計３回見たけどあと何回でも見れる…ありがたいことにお正月明けにBSで放送があるので見てください！（宣伝）

タイトルの通りなのですが、昨日宝塚の最前列の席で観劇をするというとんでもない体験をしてしまいました。今はコロナのせいで一列目がすべて空席なので二列目が最前列になっていて、またショーでも客席降りとかもないので、本当の最前列とはまた違うのでしょうけれどもそれはもうすごい体験でございました・・・
まず、演者さんの肌荒れの感じとかほくろとかが肉眼で見えてしまうの、やばくないですか？あ、この人たち生きてたんだ！生身の人間だ！って当たり前なのですがすごく感じて、あ、これ人間技だったんだやっぱりすごくやばいな！？という。多分あの方たちには客席の一人一人の顔など認識してないでしょうが、すごく笑いかけてくれる・・こちらの方を見て微笑みをくれるだけでハッピー・・となりもう脳内麻薬が出まくりでした。
セットも近くで見るとすごい迫力で、大きなセットが回転してせりあがってくるところなんかは遊園地みたいでたのしかったな。細部も細かくてとても臨場感がありました。
今回の演目は見るの二回目でして、一回目見たときは正直そんなにって感じだったのですが、至近距離で見てしまうと最高しかなかったです。
下記、劇とショーで覚え書きなど。

◇シャーロックホームズ
BBCのカンバーバッチのドラマシリーズが好きすぎてあれが私の中のスタンダードなので、グッときた部分はそこまでなかったのですが、一つとっても良かったのはマイクロフトさんです！
ドラマの人ともちろん全然お顔も似てないのに、動きとか演技の感じがすごくマイクロフトさん研究されてるなっていう感じで、だんだんマイクロフトさんに見えてくる。良い味出してて、とてもかわいかったです。気づけば目で追ってしまっていました（愛）
あと天彩みねりちゃん演じるメアリーもとてもキュートで、「困ったことがあればホームズさんとジョンが助けてくれるわ」って優しい口調でもガッツリ言い切ってたのが、ドラマの彼女を思い出してしまい一人で目頭を熱くしてしまいました。
あと最後、滝に身をなげうって倒したはずのモリアーティが駅員に扮して紛れ込んでいて、最後ホームズとすれ違う・・という終わり方はロマンがあってすごくよかったな～。

ところで宝塚には数名貴族がいるのですが（貴族のような気品を醸し出すお顔立ちのかた、の意）その中の一人、紫藤りゅうさんが今回貴族感をがっつり醸し出されていて素敵でした。

◇デリシュー
なんだかいろいろと濃いショーだったのですが、潤花ちゃんのフレンチカンカンが最高すぎて最高すぎて、あそこが私のクライマックスでしょうか。潤花ちゃん、ロケットのときも一人で発光してるみたいな笑顔がすごく目立ってかわいいのですが、あんなひまわりみたいな笑顔どうやって作れるのだろう。。めちゃくちゃかわいかったです。潤花ちゃんは娘役っていうよりも踊り子っていう言葉が似合います。良い意味で。これからも真風さん芹香さんと頑張ってほしいな！

あとはもうなんかいいもの見たーっていう感じでうまく感想が書けないのですが、ダンサータイプ好きとしては優希しおんくんのダンスは心がときめきました・・・
銀橋にみなさんがずらーっと並んだ時の景色が圧巻すぎてまだ目の前があの光景です。しばらく幸せな余韻が残りそうです。

先日、ついに花組の千秋楽が無事に終わり、大劇場の千秋楽と違って東京ではちゃんとお客さんも入り、たくさんの拍手に包まれ華ちゃんあきらさんはじめ退団者の方々がご卒業できたことが本当に嬉しかったです。改めて、千秋楽＆ご卒業おめでとうございました！
感想というか覚え書きのようなメモを記しておきます。

◇アウグストゥス
「異人たちのルネサンス」を作られた方と同じ方が脚本を書かれたということでワクワクしておりました。というのも、暗い面白くないと評判の（申し訳ありません笑）宙組「異人たちのルネサンス」、私は大好きなんですよ。学生時代は美術系だったので題材がルネサンス時代、主人公はレオナルドダヴィンチ、メディチ家やモナリザにまつわるうんぬんなど、興味を持たないはずがありません。かわいすぎる・美しすぎるまどかカテリーナ（ほんとに大好き）、悩める美青年真風ダビンチ、なかなか屈折している芹香ロレンツォ、悪徳神父愛月グイド、それぞれシックな衣装の感じやあのほの暗さ、名曲の数々、すべてを忘れてキャーとなるフィナーレ、、などなど全部好きでして、スカイステージで放送されるたびに見てしまいます。

アウグストゥスもその期待を裏切らず、若干盛り上がりに欠けるところはありながらも、衣装はすべてシックで素敵で、少しほの暗いところもあり、恋愛というのではなく心の深いところでの繋がりを描いてくれているところなど、やっぱり結構好きなお話でした！
物語の重要なところを務める華ちゃんは今回も本当に心を捕まれるお芝居をしていて、最後の振り向きの笑みがきれいすぎてきれいすぎてあれだけで泣けてしまうという。。
華ちゃんが柚香光くんに言ったセリフ「あなたの言ったとおりね。私達、友にだってなれた」なんでもないセリフなのですが、妙に心に残るシーンで。その後の話の流れのせいもあるのですが、ところどころセリフのやり取りでグッとくるところがありました。たとえば、婚約者がほかに恋人を作って目の前から姿を消し、そしてその訃報を聞いた音くり寿ちゃんが、彼の死を目の当たりにした柚香光くんに「あの人は最後になにか言っていた？」と聞くシーン。もちろん婚約者はくり寿ちゃんのことについてなにも触れたりなんてしないのに、それをくり寿ちゃんもわかっているのに、柚香光くんも姉であるくり寿ちゃんを傷つけまいと優しい嘘をついてくれることも全部わかっているのに、それでも聞かずにはいられなかったんだろうなと感じてしまうくり寿ちゃんと光くんの演技もセリフとか、とてもよかったな。あと劇中での「夢」という言葉の使われ方とか、良いなーって思ったポイントがちょこちょこあって楽しめました。

あとは、これに限らない話なのですが舞台ならではの演出ってありますよね。死者が出てくるとか、過去の自分と今の自分が同じ空間にいるとか、愛や死という概念の擬人化（セリフがなくて踊りと存在で表現する）とか。そういうのが結構好きなことに最近気づきまして。今回のアウグストゥスも死者祭り、死の概念さんもたくさんいまして、ワクワクしました。特に永久輝さん演じる死後のブルートゥスの色気が…すごくて…永久輝さんってキラキラしてるのに結構目が暗いところがあるなって思っていて（悪い意味ではないです）それが今回の死者の演技にマッチしていてよかったな。

あきらさんも、最後にふさわしい男らしく野望にあふれたお役でとても素敵でした。集大成。
あと水美アグリッパの膝立ちスライディングの勢いのある登場の仕方が面白くもあり脳筋な感じでかっこよかったのですが劇中でも脳筋って言われててにっこりしました。大好きです。

◇Cool Beast
花組のショー最高～～～！
っていうのが心の底からの感想です。
雪組のショーも宙組のショーも好きなんだけど、花組はやっぱり何かが違う、体温が上がってしまう、なんでしょうねこれは。
花組×ラテンショーということで大鉄板で絶対楽しいだろうと、３回観劇する予定でしたがコロナのせいで劇場では１回しか見れなくって残念でした。。
柚香光くん、お芝居も好きだけどやっぱり踊っているところが一番素敵だなって思います。水を得た魚です。私は水美舞斗さんのダンスが一番好きなのですが、二人のスタイルが全く違うのでどちらも楽しめます。目が足りなくなる・・・柚香ビーストと水美ビーストのお肉ファイトのところはなんかもう幸せすぎて全身の細胞が喜んでいました。（何を言ってるのかわからないと思うのですが本当にそんなシーンがあるのですよ）

華ちゃんのかわいさも極まっていて、過去ゆきちゃんが着ていたドレスもとっても美しかったし、エキサイターのときよりもだいぶんとたくましくなって、堂々としていてかっこよかった。。
はだしデュエットダンスのところでラヴェルが流れていてハッとなったり。フィナーレのタンゴっぽいダンスもとっても素敵でした。男役群舞も燕尾の色がベージュゴールド？っぽく野性のエッセンスを感じてかっこよくて・・・あの階段を斜めに使うの天才すぎますね。きれいすぎる。

とりとめもなく書きましたが、特に好きなシーンはみなさんドレッドヘアのウイッグでウェルカムトゥージャングルするところなのですが、もうあそこは「楽しい」という感情しかなくなります。劇場で見ていて、バットで頭殴られたみたいな感覚になりました。ドレッドヘアもそんなにかっこよくなる？と人間の可能性を感じられるシーンです。早くまたスカイステージ等で見たいです・・・

そんなこんなで、大好きな華ちゃんは宝塚から去って行かれたのですが、また近いうちにどこかでお目にかかれたらいいなと思います。少し前に行っていた華ちゃんのディナーショーの配信も拝見したのですが、本当に元気をもらえて、感想も書きたいって思ったけどもうかわいいという言葉しかでてこなかった。
私のかわいいかすみ草はなちゃん、新たな世界に行ってもずっと応援しています！